qrコードがデザインされたハンコの活用シーンと作り方

2020-12-15
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「ハンコ」と聞くと多くの人は、押印した人の名前や企業名を表すだけのシンプルなものを想像するでしょう。しかし、ハンコにqrコードをデザインすれば、ハンコ1つで表現できる情報の幅は格段に広がります。ここでは、qrコードがデザインされたハンコ、いわゆる「qrコードスタンプ」について、その活用例と作り方を解説します。

qrコードがデザインされたハンコの特徴と活用例

qrコードがデザインされたハンコ、いわゆる「qrコードスタンプ」の特徴は、大量の情報が格納できることです。押印されたqrコードをスマホなどで読み取れば、登録されている情報に簡単にアクセスできるのです。qrコードスタンプには、シンプルにqrコードだけをデザインしたものから、ハンコの持ち主の名前やSNSのサービス名を添えたものなど、さまざまな種類があります。

qrコードスタンプはいろいろなシーンで活躍します。ビジネスシーンで名刺を手渡すことが多いビジネスパーソンなら、qrコードに連絡先を登録し、名刺に押すと良いでしょう。名刺に書かれた情報をその都度入力せずとも、スマホでqrコードを読み取るだけでメールアドレスや電話番号にアクセスできます。

もし、あなたがショップ経営者なら、お店で配るショップカードにqrコードスタンプを押すと良いでしょう。qrコードにショップのホームページや情報発信用ブログのURLを登録しておけば、お客様にURLを入力する手間を取らせずにアクセスしてもらえます。

qrコードがデザインされたハンコは、プライベートでも活用できます。写真や動画をqrコードに登録し、年賀状や暑中お見舞などに押すのです。こうすると、親族や友人と簡単に写真や動画を共有できます。

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qrコードがデザインされたハンコの作り方

qrコードがデザインされたハンコは、さまざまな方法で作ることが可能です。これから紹介する方法にはそれぞれ個性があるので、用途や予算によって使い分けてください。

シヤチハタの「myQR」で作る

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印章やスタンプを製造する会社として有名なシヤチハタ株式会社は、qrコード付きのネームスタンプとして「myQR」という製品を販売しています。myQRはSNSや動画サイトのアカウント、ブログやホームページのURLの登録を想定したqrコードスタンプです。

その特徴は、ハンコにデザインされたコードの中心に文字を入れられること。最大6文字まで入れられるので、自分の名前以外にも、お店の名前や屋号を入れることも可能です。ハンコに入れる文字の書体は、可読性の高い「楷書」や認印によく使われる「古印」など8つのなかから選べます。

また、インクの色も「朱色」「黒」「藍色」のなかから選択が可能です。シヤチハタのmyQRは、メールオーダーか店頭で申し込んで作成します。メールオーダーの場合は、店頭で本体を購入したあと、インターネットでハンコのデザインを申し込みます。

店頭で申し込む場合は、印章店や文具店で注文する「別注品」となるのが特徴です。別注品はqrコードの中央に特殊な文字やマークを入れられるので、お店や会社のロゴを入れたい場合は別注品を選ぶと良いでしょう。価格は、メールオーダーと特殊な文字やマークを入れない別注品で税抜1,500円、特殊な文字やマークを入れる別注品で税抜1,800円です。

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印鑑・ゴム印の通販サイトでオーダー

シヤチハタのmyQR以外にも、qrコードがデザインされたハンコを作ってくれるサービスは、インターネット上にいくつか存在します。その1つが「QRコードスタンプ.com」です。このサイトの特徴は、ボールチェーンが付いたミニサイズのハンコがオーダーできるところ。

ハンコ自体が小さいので、qrコードに登録できる情報も少ないですが、携帯性に優れているため、どこへでも手軽に持ち歩けるのが魅力です。

また、QRコードスタンプ.comで注文できるミニサイズのハンコは、カラーバリエーションが豊富のも特徴です。

定番の黒や赤だけでなく、オレンジやスカイブルーといったポップな色も選択できるので、個性的なqrコードスタンプを探している方に適しています。ミニサイズのハンコの価格は税抜1,190円です。QRコードスタンプ.comにはこの他にも、ハンコらしい円柱型のスタンプや、qrコードスタンプとして一般的な角型のスタンプもあるので、用途によって形を選ぶと良いでしょう。

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minneやCreemaでハンドメイドのハンコをオーダーする

購入価格を抑えつつ、個性的なqrコードスタンプが欲しい人には、ハンドメイド通販サイトでのオーダーも選択肢の1つです。minneやCreemaなどのハンドメイド通販サイトには、個性豊かなqrコードスタンプが出品されています。

その多くは、押印する際にスタンプ台が必要なタイプのハンコですが、その分、手の出しやすい価格なのが特徴です。ハンコを押す機会が多い人は、スタンプ台が必要ないインク充填式の浸透印が適しています。しかし、ハンコを押す機会が多くない人にとって、スタンプ台を使用する手間はそれほど負担になりません。

したがって、スタンプ台が必要なハンコを選んでも問題ないでしょう。ハンドメイドのqrコードスタンプの魅力は、市販されているハンコよりもデザインの自由度が高いことです。

たとえば、SNSアカウントを登録したqrコードスタンプなら、SNSのサービス名やアカウント名に加えて、「follow me!」などのメッセージを添えることも可能です。ハンコの大きさや縁取りのデザインなどもオーダー次第で自由自在。

個性的なハンコでショップカードや商品発送に使う封筒をワンランクアップさせたい方は、ハンドメイドのqrコードスタンプを選ぶと良いでしょう。

電子印鑑にqrコードを合わせた「QR角印」で作る

実物のハンコではなく、電子印鑑としてqrコードがデザインされたハンコを作ることも可能です。電子印鑑とは印鑑のデザインが画像になったもので、デジタルの書類にそのまま押印できるのが特徴です。押印のためにわざわざ書類を印刷する手間を省けるため、業務を効率化する手段として注目されています。

電子印鑑にqrコードを組み合わせたのが、株式会社鉄飛テクノロジーが公開している「QR角印」です。QR角印は、これまで紹介したqrコードスタンプとは異なる特徴を持っています。シヤチハタのmyQRや各種通販サイトでオーダーできるqrコードスタンプは、連絡先やホームページのURLを登録するものでした。

一方、QR角印に登録できる情報は、押印日時や押印者など、その電子印鑑が押されたときの情報です。これらの情報は、QR角印が押印された書類に信頼性を与えてくれます。QR角印の基本技術は、オープンソースとして公開されているため、誰でも自由に利用や変更が可能です。

qrコードのハンコは用途が広い!使い道を吟味してから製品を選ぼう

登録する情報を工夫することで、qrコードがデザインされたハンコは、さまざまな用途で活用できます。連絡先やホームページのURLを登録すればビジネスシーンで、SNSアカウントや共有したい画像を登録すればプライベートでの活用が可能です。

qrコードがデザインされたハンコを作るときは、どんな用途に使うのかを吟味してから製品を選ぶと良いでしょう。